今週からゴールデンウィークで、当塾も明日5/1~5/7までお休みさせていただきます。
今回のタイトルはこの時期になると私が毎年受験生、特に中3生に言っていることですが、
「人が頑張っていないうちに頑張り始める」
ということが成績向上には大切だということです。
先日去年の受験生の偏差値推移の分析についても書かせていただきましたが、
やはり成績が大きく伸びる子の特徴というのは、
努力の継続性にあるのだと思います。
某調査によると、公立中学の3年生のうち、塾や通信教育など何かしら学校以外での
勉強機会を設けてるのは約8割に昇るということでした。
つまり、受験生というのは、「頑張っているのが普通」なのです。
そして、毎年夏が近づいてくると、
「夏を制するものは受験を制する」
のような掛け声を大々的に挙げて各教育機関が必至に集客するわけです。
しかし私の経験上、
「夏休みだけは頑張った」子の成績が著しく伸びた例というものを見たことがありません。
世間の中3生の殆どが塾に通い、夏期講習をみっちり受講しているのですから、
差がつかないのはむしろ当たり前なのだと思います。
それを踏まえて、伸びる子というのは
「周りが頑張らないうちから頑張り始める」「周りが頑張らなくなっても頑張り続ける」子です。
普段の勉強習慣が中々つかない人、テスト前だけ必死に勉強してある程度の結果を出している人、
そういった人たちも、このGW明けくらいから
まずは一日10分でもいいので学習時間を増やしてもらえると、
後々大きなリターンがあると思います。
Comments